お世話になったsimplicity2からCocoonへ移行。特に難しいことはない上に移行後の設定作業等は他の皆さんが記事にまとめてくれているのでそちらを参照してくれたら全く問題なし。
じゃあここで何を書くかというと、ざっとテーマ適用後の設定とテーマ変更前・変更後のパフォーマンス検証について。
僕の場合はさくらのレンタルサーバを利用していて、PHPやらMySQLやらのバージョンアップもこの機会に一緒にやったので、その辺のまとめ記事は以下を参照。
インストールと有効化
公式ページに
必ずPHP7以上でご利用ください。
との記載があったので、先に利用環境のPHPバージョンをご確認下さい。さくらでの切り替えについてはこちら
Cocoonのインストール自体は、Cocoonのページ を参考にとりあえずインストール。
各種設定
テーマ適用後の必要な設定作業は、いろんな方がまとめてくれている。とりあえずのやることとしては、
- アドセンスの設定
- アナリティクス、サーチコンソールの設定
- ウィジェットの調整
- メニューの調整
この辺を押さえておけば特に困ることはなし。とりあえず普通に動いているかどうかだね。この辺ができたら、
- プラグインの整理
なんかをすると良いかもしれない。Cocoonはものすごい勢いで機能拡張がされているから、随時見直して整理をすることをおすすめする。本家ページで紹介されているおすすめプラグインはこちら。
Cocoonテーマとあわせて使用するのにお勧めなプラグインまとめ
Cocoonに変えることで、目次やアクセス集計やランキング作成やら、不要になるであろうプラグインも多くある。その辺をまとめてくれている記事もたくさんあるので参考に。
パフォーマンス検証
テーマを入れ替えただけで変化があるか、どこまで変わるか。使うサイトは、例のごとく
テーマ適用前
まずは適用前
モバイルこれ
PCこれ
テーマ適用後、素の状態
続いてテーマを有効化して設定関係は何もいじっていない状態。
モバイルこれ
え?
え???
なんだなんだ?高速化どころかスコアは下がっている。でも文句を言うのはまだ早い。
Cocoonの設定をいじる
まずは公式ページに載っている高速化設定を実施。
① EWWW Image Optimizer
simplicity時代から入れていたプラグイン「EWWW Image Optimizer」。こいつでもう一回最適化を実施。「メディア」→「一括最適化」
ほぼほぼCocoon関係のファイルで「節約なし」な上に、最適化されたファイルもそんなに大きなファイルではなかった。
②縮小化を実施
続いて、Cocoon側の高速化の設定。「Cocoon設定」→「高速化」から、ブラウザキャッシュと縮小化3つを設定。
テーマ適用後、設定変更後の再検証
上記を設定した状態で検証。本家サイトによると、
これだけで、PageSpeed Insightsでモバイル・パソコン双方90点以上は出るのではないかと思います。
モバイルこれ、
PCこれ、
1番最初よりは少しだけスコアアップ。
でも、うん、ダメだね。プラグインとの兼ね合いもあるかもしれないけど、何かが根本的にダメなようだ。
こちらも本家サイトによると、
ただ、遅いサーバーを使っているとページのPHP処理に時間がかかり、減点される可能性があります。
とのこと。
さーくーらーめー。
とやつ当たってみる。そしてここまで来たらサーバー変えようかなと考え始める。
[おまけ] キャッシュ系プラグインについて
上記の本家サイト高速化設定のページでは、遅いサーバーを使っている場合の対処としてページキャッシュプラグインの利用が推奨されていた。利用環境のWebサーバによっておすすめするプラグインが違ってくるとのこと。
さくらレンタルサーバのWebサーバは、公式ページ(【さくらのレンタルサーバ】基本仕様)によると、「nginx + Apache2.4系」。
Apache系サーバの場合のCocoon高速化のページに書いてあったおすすめプラグインは「W3 Total Cache」と「WP Fastest Cache」。
PageSpeed Insights の結果に焦りを覚えて導入するか一瞬悩んだけども、キャッシュ系プラグインは悪い方向に影響が出るという話も聞くので、今回はスルーした。
ちなみに上記のどちらのプラグイン方が良いかはイマイチ分からない。でも、より情報が多い方が気持ち的に安心、ということであれば、googleトレンドに聞いてみるという手もある。
自分が使っていないから下手なことは言えないけど、判断材料の一つとして。
ということで
結局、サーバの能力かな、これは。そして何より中身が重要だと。
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