メルカリに手を出してみる – これだけ知っていれば怖くない

その他

ようやくメルカリを使ってみた。やってみないと分からないことがいくつかあったので、その辺と、で、実際どうなの?って部分を記載。

僕はまだメルカリで購入したことがないので、出品者側の目線です。

 

始めた経緯

興味ない人は飛ばしでOK。

僕がメルカリのアプリを初めてダウンロードしたのが2013年10月。わざわざアプリ購入履歴を探してようやく見つけた。「なんだ、意外と流行りに乗っかってちゃんとダウンロードしてんじゃん」と我ながら感心。

以降、アプリのアップデートをする度に、あれ、これ何のアプリだっけ?って思いつつアップデートをかける。そして時が経つのは早いもので、全く使わず4年ちょい。自分の行動力のなさに

我ながら感心。

ここまであっためておいて使わなかったのには、

特に理由はない。

でも、ようやく日の目を見るようになったのは、最近引越しをしたから。物で溢れかえっていた部屋の中を断捨離するとともに、ほんのお小遣い程度でもお金に変われば大変ありがたいという思惑で。

どこでどう売ろうかなぁという思いが頭の片隅にありつつ、日々なぁなぁと過ごす中で、ふと、ある話を思い出した。僕が電車に乗っていると30歳前後の男女が話していた。

(決して盗み聞きしたわけではないけど)

「メルカリで売れに売れて大変なんすわ」ニヤリ。

そんな良い噂を耳にしていたことを思い出して、満を持してようやく使ってみることにした。

 

まずは会員登録

先行してアプリだけダウンロードしていたけど、利用目的が出品だけにしても、購入だけにしても、メルカリのサービスに登録が必要。

会員登録は無料でできる。メルカリのサイト(アプリからも可能?)から会員情報、住所、支払方法、その辺を入力。大した手間は特になし。

登録する時に招待コードってのを入れると、今なら(2018/1/30時点)ハズレなしのくじ引き券がもらえるそうです。最大10,000分のポイントが当たるくじ引き券。全くもって損はないので、友達でメルカリやっている人がいれば、その人の招待コードを入れてもらうのがよろしいかと。特に誰でも良いって場合は、こちらから↓でもOKです。

招待コード:NVHKWX

 

早速、出品作業

会員登録が終わればすぐに出品することができる。出品する時に必要な情報は以下。

  • 商品画像
  • 商品タイトル、商品説明
  • 商品詳細(カテゴリー、商品の状態)
  • 配送について
  • 価格

この内、文字を打つのは商品名と商品説明くらいで、後は選択肢からチョイスする感じ。商品説明のところはハッシュタグが使える。どのくらい効果があるのかは分からないけど、入れておいて損はないかと。

まぁ簡単。

特に手間取るところはないとは思うけど、一点注意点があるとすれば、配送についての部分。配送方法にいくつか選択肢があって、どれにしようか迷う可能性あり。

とりあえず出品してしまいたい場合は「未定」という項目があるので、それを選んでおくのもあり。未定以外の項目を選んでおいても、後から他の配送方法に変更も可能(条件はあるけど)。

当たり前だけど、商品のサイズや重さによって配送料が変わってくるから、どのサイズ・重さなら、いくらぐらい費用がかかるのかは何となくでも把握しておいた方が良い。その上で価格設定するのが無難。

小さめの商品だったら、オススメはらくらくメルカリ便か、ゆうゆうメルカリ便。安いし、追跡もできるし、発送も楽だし。(気が向いたら別記事書きます。)

着払いも選択できるけど、送料込みで設定しておいた方が、購入者側からしたら親切。送料込みに設定している人が多数なので、購入者負担にしていると、(ないとは思うけど)予期せぬトラブルに発展する可能性もなきにしもあらず。

 

まとめ売りとバラ売り

出品する時は、まとめ売りとバラ売りも意識すると良いかも。もちろん同じサイズ内(配送料内)でまとめて送れた方が利益が多くなるから。(作業量的な意味も含め)

特段「まとめ売り」っていうメルカリ側での機能はなさそうなので、自分で勝手に1つの出品ページに複数商品載せるだけだけど。

ちなみに、後述する姉妹アプリのメルカリカウルの方は特定の商品はまとめ売りの機能が使える。

 

商品に合わせて姉妹アプリから出品

メルカリにはいくつか姉妹アプリがある。それぞれ何かに特化したサービスになっているので、出品する商品と用途と使い心地と売れ行きに応じて出品の入り口を変えてみるのも良いかもしれない。以下にて紹介。

本・CD・DVD・ゲームなんかを売るなら

姉妹アプリ、メルカリカウルも使うと良いかもしれない。僕は出品した商品のほとんどが本だったので、カウルから出品も結構している。

ざっくりメリットを言っておくと、商品のバーコードを読んで登録ができるところ。

まぁ便利。

バーコード読むだけで商品名から発売日、定価、概要なんかの情報を取得してくれる。定価と出品している価格をもとに、自分が最安値を付けていると「あなたが最安値です」なんて表示もしてくれる。

メルカリとも連動していて、メルカリの出品一覧の中に一緒に表示してくれて(というか同時出品みたいなイメージかな?)、メルカリから商品ページの商品説明を見てみると、自動でタグ付けもしてくれている。

やるじゃんカウル。

出品する商品に本、CD、DVD、ゲームなんかが多いなら、カウルから出品作業をするのもありかと。もちろんメルカリのアカウントそのままでOK。

上で少し触れた、まとめ売りの機能もついているんだけど、条件がある。

漫画カテゴリーの商品を第1巻から複数巻まとめて出品することが可能

とのことです。機能拡張されることを期待しましょう。

ブランド品の出品なら

ブランド査定ができるメルカリメゾンズという姉妹アプリがある。僕は使ってないから分からないけど、ブランド品を売る上で説明した方が良いところ(タグネーム、ロゴ部分、シリアルナンバーとか)を忘れずに紹介することができる。メルカリよりも商品画像が多く載せられたりする。

選択したブランドに応じて、ざっくりの査定額も出るから、いまいち相場が分からない時は使ってみるのも良いかも。査定価格に納得がいかないようであればメルカリの方で任意の価格で出品したり、他のブランド品のフリマアプリなりで出品すれば良いかと。

偽造品にはご注意を。

手数料無料が良ければ

メルカリは販売手数料が販売価格の10%取られる。これが地味に痛いし、購入者が物理的に離れていれば送料もかかる。「大型商品だし、近くの人引き取ってくれないかなぁっ」て思っている人は、メルカリアッテという姉妹アプリがある。位置づけ的には「地域コミュニティアプリ」らしく、ご近所さんと直接「会って」物の受け渡しをするというもの。

地域コミュニティアプリなので、友達づくりとか相談したりということを目的としている模様。

手数料無料と言っても待ち合わせ場所に行くのに移動代かかったり、あまり知らない人と会うわけだから、一歩間違えれば出会い系にも成り得るからちょっと注意が必要かなと思うけど。大型の商品とかそういうのに抵抗ない人は良いかもしれない。

公式サイトにもあったけど、ネイルサロンとかの店舗がお客さんとの接点を増やす、とかそういう狙いがあれば結構有効なのかもしれない。

まぁ、使ってないから実際どうなのか分からないけど。

 

売れるまでにやること

そんな感じで出品した後は、

待つ。

とは言っても、出品直後は結構「いいね!」が付いたり何かと売れるタイミングだと思う。新着で目に触れる機会が多いんだと思われる。だから意外と出品する時間帯も重要なんだろうきっと。何時に利用者が多いのかは分からないけど。

なかなか売れなかったり、そもそも見られていないようであれば、商品の説明を厚くして検索に引っかかるようにしてみたり。でも関係ない単語を入れたりはしない方が良い。で、

とにかく待つ。

 

いいね!機能

出品が終わると、ちょこちょこ、いいね!がもらえる商品も出てくるかと。いいねを付けることのメリットは、その商品にコメントがついたり値下げがあった時にお知らせしてくれるところ。

ということは、いいねが付いてはいるけど売れない商品があれば、値下げしたりコメントに買いたくなるようなことを書くのも良いのかもしれない。

 

値切り交渉は頻繁にある

コメントをくれる方は、大抵

「購入して良いですか?」

「●●円なら即購入します」

の2パターン(今のところの僕の場合)。以下どんな感じか紹介。

購入希望パターン

「購入して良いですか?」パターンの方は、こちらとしては買って欲しくて出品しているわけだから、そのまま購入してくれて良いのに、と思っていた。

購入希望です。

(僕)はい、お願いします。

 

なんて無駄なやりとりなんだ。

って思っていた。メルカリの基本の考え方は「早い者勝ち」なわけだし。他の人の商品ページやらプロフィール欄やら見てみると、「即購入OKです」みたいな文言を入れている方も多数。

そんな中、とある方の商品ページには「まとめ売りとバラ売りで出品しているので、購入の前に一言下さい。」的なことが書いてあった。なるほど。

そういう使い方なら確かに有用かもしれない。

なので自分の出品の仕方に応じて商品ページかプロフィールページを変えれば良い。

値切り交渉パターン

もう一つのコメントパターンは値切り交渉。これはまぁ頻繁にある。応じるか応じないかは自由に決めれば良い。僕の場合は、利益の追求よりも少しでもお金になれば良いくらいの考えだったので、基本的には交渉に応じている(もちろん赤字にならない程度に)。

というか押しに弱い。

値切り交渉ありきで売りたい金額に気持ち上乗せして出品するか、他の方のプロフィール欄を見ると、結構「底値で出しているので値下げNG」なんて書かれていたりもするし、最初から商品ページに値下げ不可の文言を書くか、その辺は個人の裁量で。

 

「専用」なる独自ルールが蔓延している

より正確に言えば、「蔓延していた形跡がある」くらいなんだけど、今もなおあることはある。

ある取引で値引き交渉に応じた際に、コメントで

専用に変更お願いします。

と書かれていた。

あーはいはい専用ね。完全に、

何言ってるんだ状態。

だけど、出品されている商品をさらーっと見ていた際に、「●●様専用」とかって商品画像が存在していて、何なんだろうって思っていたことを思い出した。

要は、取り置きみたいなものだね。当たり前のように「専用変更」って言葉を使って来たから当然のごとくメルカリにそういう機能があるもんだと思っていたけど、どうやら違うらしい。メルカリ側ではそんな取置き機能は実装されていない。さっきも書いたけど、メルカリは基本的には「早い者勝ち」の考え方。

じゃあどうするかって言うと、他の人が見ても「すでに購入者が決まっている」ことが分かるように、画像なり商品タイトルなりに「専用」の文字を入れる、のが通例の模様。

もしくは出していた商品ページを非公開にして、別の他のページを作成する。(購入してもらわないと、その人と直接メッセージのやり取りが出来ないからどうやってこっそりそのページを案内するのかは良く分からない。)

いずれにせよ、各人の独自のルールなので、決まったやり方は特にない。

そんな中、とある人が労力をかけて値引き交渉して値下げされた商品を(知ってか知らずか)横取りする人もいるらしい。横取りされた場合は、出品者側でメルカリ運営に掛け合って購入キャンセルしてくれた例もあるらしいんだけど、僕は経験したことがないので分かりません。

僕の場合は、念のため「お早めに購入お願いします」的なコメントを添えて値下げをしている。けど、最終的には性善説でやっていくしかない。そんな横取りトラブルが面倒であれば、最初から「早い者勝ち」ですって書いておけば宜しいかと。

他の人も結構そんな文言を書いていたりする。

 

売れた後の流れ

商品が売れた後の流れは、

  1. 購入者が支払いを完了
  2. 出品者が商品を発送
  3. 商品が無事に届いたら購入者側で受け取りの作業(出品者の評価)
  4. 出品者側が購入者の評価
  5. 取引が完了、売上に計上

文章にするとややこしい気もするけど、出品者側でやることは2の発送作業と4の評価。メルカリ上で今どのステータスにあるかを確認できるし、「やることリスト」的な感じで表示してくれるのでビビることはない。

この発送の時点まで意外と忘れがちなのが、梱包資材の出費。より利益を求めるなら資材はまとめ買いして単価の低いものを選んだ方が良いだろうけど、どれだけ売れるのか、の保証はないからその辺のバランス感覚は己で確認。

ちなみに(条件はあるけど)この段階でも発送方法は変更できる。個人的にはやっぱりオススメは、サイズや重さが合えば、らくらくメルカリ便かゆうゆうメルカリ便。

 

売上金額の振込依頼は

211円以上から振込依頼ができる。振込手数料は、振込申請額が1万円未満の場合は210円、こっち持ち。なので、できれば1万円以上売り上げた後に申請するのが良い。

申請の締切が毎週月曜日で、4営業日目に振り込まれるから大抵は金曜日に振り込まれる感じ。

 

ポイントもある

売上金額とは別でポイントもある。僕は本の出品が多かったので、姉妹アプリ「メルカリカウル」も今回インストールしたけど、たまたまキャンペーンをやってて今400ポイントくらい。

ただ、キャンペーンによってポイント失効期限が違うようなので、注意が必要。一応、ポイント失効前にはプッシュ通知なりメールなりでアラートしてくれる模様。

300ポイントでもあれば意外と買えるものがあるので、もちろん無理に買う必要はないけど、期限前にさっさと使ってしまった方が良い。

 

で、実際どうなんだいって話

意外とポンポン売れる。と思いきや、急に売れなくなったり、そもそも見てもらえなくなったりする。きっとそういう場合は出品し直して、目に触れられるように仕向けた方が良いのだろうと思う。タイミングもあるし商品自体の流行り廃りもあるけど、見せ方やら紹介文やら売れやすくするコツはありそうな気がする。あとはいかに出費を抑えるか。

僕の出品した商品の多くは古本だったから、単価がどうしても低くなってしまうし、まとめ売りをするにしても、意外と重さがオーバーしてしまうこともあって、利益だけみると薄利多売の手間ばっかりかかってしまうパターン。だから古本一本だけでそれなりに稼ごうとするのは厳しいかなと思った。ブックオフとかに買い取ってもらうよりは高くはなるけども。

放置してもどんどん売れていくなら良いんだろうけど、どんどん類似商品も出品されていくから、どんどん自分の商品は埋もれていくし、どんどん商品価値と売上機会は減っていく。

どんどんどんどん。

だから結局はページの定期的なメンテが必要になってしまうのかなぁと思う。

けど、埋もれていかないようにページのメンテを続けていけるモチベーションを保つためのあら利幅の大きい商品を扱えるなら、効率化すればなかなか稼げる気もするし、あくまでもフリマアプリとして、自分にとっては不要になったものを必要としている人に少額でも引き取ってもらえてありがたいって思えるなら、全然あり。

なので、とりあえず出品してみて、

売れたら儲けもん、残ったら業者へ、

の道が良いかもしれない。

 

とりあえずやってみるなら

今(2018/1/30時点)ならハズレなしのくじ引き券がもらえます。

新規会員登録する際に招待コードを入れてもらうと、最大10,000分のポイントが当たるくじ引き券がもらえるそうです。友達でやっている人がいれば、その人の招待コードを入れてもらうのがよろしいかと。特に誰でも良いって場合は、

こちらからでもOKです。

招待コード:NVHKWX

ちなみに300円もあれば、本なり、ゲームなり、雑貨なり、割と買えるものがあったりする。意外と掘り出し物もあるかもしれないので、一度チェックしてみるのもいかがでしょうか。

送料がどっち持ちかだけ要確認。

 

ということで。メルカリの全体的な話でした。

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