これからお伊勢詣りをする人へ

神社仏閣

これからお伊勢参りをする人へ。

この前伊勢に行ってタクシーのおっちゃんと旅館のおっちゃんに教えてもらった情報を記しておこうと。

物事には順序がある。

と、偉そうなことを言ってみる。けど、ちゃんとしたやり方があるなら知らないより知っておいた方が良いよね。実行するかどうかは知った上で決めれば良い。

そして最低限のルールがある。

と、偉そうなことを言ってみたけど、参拝する前に御朱印をいただいたりなんてことは控えた方が良い。

 

そんな感じのマナーやら礼儀やらを言いたいわけではなく、この前伊勢に行ってタクシーのおっちゃんと旅館のおっちゃんに教えてもらった情報を記しておこうと。タイミング的に参拝後に教えてもらったことだから一部は実行できなかったけど、これから行く人のために。

あでも、詳しい人は当然のごとく知っていそうなことだと思うので期待はせずに。

 

言いたいことは、以下の4つ。

  • お伊勢参りの正規ルート
  • 内宮の4本の柱
  • 天照を怒らせるな
  • 唯一願いが叶う場所

では、1つずつ参ります。

 

お伊勢参りの正規ルート

お伊勢参りする際の正規ルートなるものがあるらしい。一応、先に外宮、その後に内宮、と言うのは伊勢神宮の公式サイトを見て知っていたけど、実はその前に行った方が良い場所がある。

 

二見興玉神社

 

伊勢に旅行に行く人、特にカップルやら夫婦やらはおそらく観光の候補になるであろう二見興玉神社。あの有名な夫婦岩がある神社。祀られているのは猿田彦大神と宇迦之御魂神。

古来は伊勢神宮へ参拝する前に二見浦で身を清めるのが習わしだったとのこと。なのでこちらに立ち寄るのが正規ルートとなる。祓い清めが必要らしいから二見興玉神社に参拝しただけの僕はあまり意味がなかったかもしれない。

あ、いや違うな。波が高くてばっしゃーんって水それなりにかぶってたな、偶然にも。

 

良しとしよう。

 

夕暮れ時はこんな感じ。

 

内宮の4本の柱

二見興玉神社の後は外宮へ。外宮は左側通行。対して内宮は右側通行。その内宮へ入る際に必ず通る五十鈴川にかかる宇治橋。この橋の始まりと終わりに2つの鳥居。この鳥居の4本の柱が意外と重要だったりする。タクシーの運ちゃん曰く、この柱には特別な意味があるとのこと。

その理由は、

 

聞こえませんでした。

 

期待させてすみません。が、特別な意味があるらしいです。内宮は右側通行なので、入る時と出る時に2本ずつ柱を触ると。そうすると、

 

何かが起こるかもしれません。

 

期待させてすみません。が、なんとなく、縁起は良さそうだよね。

 

天照を怒らせるな

カップルで行く方は要注意です。

男性が女性よりも前を歩くこと。そして、くっつきたいところを我慢して手を繋ぐのは控えた方が良い。伊勢神宮の内宮、皇大神宮で祀られている天照大御神は女神と考えられることが多い。だからそんなアツアツなところを見せつけられると嫉妬(と言う表現で良いのかどうかは分からないけど)してしまうとのこと。イチャイチャしながら橋を渡っていた男女がいたところに、急に突風が吹いたなんて話もあった模様。

信じるか信じないかは。

 

唯一願いが叶う場所

多分これが一番みなさんが知りたいところだと思うけども。内宮の中で願いが叶うのはただ1つの場所だと言われている。正宮の皇大神宮、かと思いきや別の場所。

 

別宮、荒祭宮。

 

あらまつりのみや。

伊勢神宮の公式サイトによると、

荒祭宮は、内宮に所属する十別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。

 

天照の荒魂。荒魂は、その荒々しさから新しい事象や物体を生み出すエネルギーを内包している魂とされているとのこと。

 

この荒祭宮が唯一、個人的なお願い事を叶えてくれる場所。

それに対して、正宮が感謝を伝える場所。

 

タクシーの運ちゃん曰く、伊勢神宮を訪れた人のほとんどが、その1年後、2年後、3年後にまた再訪するらしい。個人的な願いが叶って、正宮にお礼参りをしにくる、という構図。

うん。勉強になったね。では、お気をつけて行ってらっしゃいませ。

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